埼玉県さいたま市訪問看護ステーションでの労務相談事例
さいたま市にある訪問看護ステーションで就業規則を作成した際の事例を紹介いたします。パワハラを行っている従業員がいると労務相談がございました。対応する社長には、訴えてきた従業員に対して「勘違いじゃない??」や「私たちの時代はよくあったわよ」とは絶対に言わないで、話を全て聞いて下さいとお伝えしました。そして訴えてきた従業員よりパワハラを行っている従業員へのヒアリングを行ってくださいと依頼がありましたので、弊社のコンサルタントがヒアリングを致しました。お話しを伺ってみると、それぞれの視点で事実が異なっていることがわかりました。しかしながらパワハラに近い事実があったこと、それによって恐怖を感じた従業員がいたことは加害者とされる方には伝えました。訴えてきた従業員にも状況などの報告を行い、何もなかったとはなりませんでしたが、今後できる限り接近しないような体制づくりなどを約束し、今回は加害者とされる方には業務改善命令書に出し、改善に努めてもらっています。
その後訴えてきた従業員からもなんの訴えもないため、状況は改善していると考えています。パワハラやセクハラの対応は初動対応が大変重要です。初動対応を誤ると会社への不信につながり、従業員の退職にも繋がります。上記に記載した社長への従業員は割と多くの会社様でやってしまいがちで、そこからトラブルが長引く原因になることもございます。私どもさいたま市にあります社労士法人Nice-Oneでは社外相談窓口としての役割も果たしています。
パワハラなどを訴える約7割の方が外部に相談していたというデータもございました。社外相談窓口などもご検討頂ければと思います。
埼玉県さいたま市にある介護施設での労務相談
リーダー研修の依頼があり、リーダー研修をさせて頂きました。介護施設などは、リーダーになりたくてなる方がとても少なく、利用者さんの信頼は申し分ないのですが、リーダーとしてのマネジメント業務が苦手と社長様が判断され従業員へのリーダー研修を致しました。リーダーとしての素養がないのではなく、何をしたらリーダーなのか、施設にいてリーダーとして誰を参考にしたらいいのかわからないなどの声を聞くことができました。
そのため、弊社では月1回2時間での研修を毎月行っています。研修することで知識の部分で補うことができ、また月1回他のリーダーと話せる機会があることで、こんなことに困ったけどどうやって対応している??であったり、チームのまとめ方についても相談することができ、少しずつ自信がついてきたというお声を頂いています。またリーダー間のトラブルが減ってきたというお声も頂き、対応した担当者も大変喜んでおりました。
介護施設などだと研修のために1日シフトから外すことも大変だと思います。弊社は毎月顧問契約をしておりますので、短い時間で回数を実行することが可能です。ほとんどの場合が顧問料の範囲内で対応しております。研修等を諦めてしまっている事業所様などにとても喜んで頂いています。
埼玉県春日部市にあるクリニックでの労務相談
弊社で給与計算を承っている事業所様のクリニック様です。今まで自社で給与計算をしており、残業時間や割増賃金率など独自のルールでおこなっておりました。細かくは申し上げませんが、法律に鑑みると多少誤差があったり、払われるべき残業代がはらわれていなかったり、残業代単価計算が誤っているなど、適正ではない給与計算をされていました。わからないから独自のルールでされていたということでしたので、変更のタイミングを考え、従業員の方へ適正の給与が届けられるよう、時間はかかりましたが、修正していきました。クリニックは週6日勤務のところが多かったリ、一般的な1日8時間週40時間勤務とは違うところもあるので、勘違いしやすいと思いました。また基本給以外の部分でどのような手当で対応したらよいのか、など院長先生一人ではなかなか考える時間がないなどあるかと思います。私たちと一緒に従業員様に正確な給与を届けられるようにしていけると嬉しいなと思いました。